
若い世代を中心に動画サービスであるtik tokは
人気があり、たくさんの人が利用しています。
一見すると楽しい動画が楽しめるので
広がっているのでしょう。
しかし、SNSである以上、
当然危険はありますし、tik tok固有の危険性も
指摘されています。
この記事ではtik tokの危険性について
説明していきます。
Contents
小学生が夢中のtik tokは危険なの?
tik tokに10代の若者は熱中しています。
音楽に合わせて歌ったり踊ったりするのが
楽しいだけではありません。
いろいろな人と共有できたり、
たくさんの人に見てもらうことにより
有名になりたいという願望を満たすことが
できるのが大きな理由でしょう。
Twitterやインスタグラムよりも
手軽に参加できることも
人気の原因になっています。
しかし、tik tokにはリスクがあります。
まず、13歳以上が利用できる
サービスなので小学生が利用するのは
規約違反になります。
危険なのは、動画が映っている景色から
投稿者の個人情報が流出するということです。
技術の進歩により、写真のちょっとした
映り込みや何枚かの写真を照合することで、
撮影場所や投稿者本人の特定が
できるようになっています。
悪意を持った人がこれを利用すれば、
個人情報が侵害される危険性が
非常に高いです。
また、tik tokでは動画を
ダウンロードして保存しておくことが
できます。
便利な機能である反面、
投稿者以外の第三者が、
YouTubeなどの動画サイトに
転載することもできます。
思わぬところで投稿者の顔や姿が
公開される危険性もあります。
さらに、アメリカのトランプ大統領が
指摘しているように、tik tokは
中国製のアプリであります。
利用者の個人情報が中国政府に
流出する危険性もないとは言えません。
このように、tik tokには
多くの危険性が潜んでいるといっても
過言ではありません。
tik tokはやばいからやめた方がいい?
危険性が指摘されているアプリなので、
使わない方が安全なのは間違いありません。
それでも利用したいならば、
tik tokからの個人情報の流出を
防ぐことが必要です。
アカウントを非公開設定にして
知人にしか動画を共有できないように
してしまうのがよいです。
さらに、できる限り、顔を出すような動画を
投稿しないことも重要です。
そして、不特定多数からのコメント入力と
ダウンロードを禁止して、知人だけに
限定することも、やっておいた方が無難です。
10代の方が利用する場合には、
保護者が気を付けて、ペアレンタルコントロールを
有効にして不特定の第三者からの連絡を
シャットアウトしてしまうことも大事です。
まとめ
tik tokをめぐってはアメリカと中国の争いの中で、
アメリカ側から中国に
個人情報を提供するアプリであるという
主張がなされ、危険性の認識が広まりました。
アメリカは国内の企業がアプリを
管理することによって
この危険を排除しようとしています。
非民主主義国である中国のアプリである以上、
アメリカ側の主張も全く根拠のないものと
言い切ることは出来ません。
どうしても利用したい場合には、
今まで説明してきたようなリスクが
懸念されます。
10代の若者がtik tokを
利用する際には保護者が適切な対応を
することが重要です。
さらに個人情報を守ることに
細心の注意を払って、動画を撮影する場所や
むやみに顔を出さないようにするなど、
対策を十分に講じることが必要になります。
tik tokだけでなくSNSを
利用する際の注意事項も
厳重に守ることが必要です。
しかし、危険性が指摘されるアプリは
使わないことが一番であると考えます。