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お墓参りといってもいろいろな
宗教・宗派がありますが、
その中でも仏教に関することを
見ていきましょう。
仏教では、檀家といって寺院に属している
家があります。寺院の檀家になると、
お墓を守って下さるばかりか、
手厚い供養が受けられます。
そんなお寺のご住職には、
お墓参り時に手土産を持って
ご挨拶したほうがいいのでしょか。
お墓参り時には、お寺に手土産を持参する
必要はありません。
いつもお墓を守ってくださっているのに…
という気持ちだけで大丈夫です。
その際、お寺の御本尊様を拝めばいいのです。
お墓に着いたら、まず寺院の本堂に向かい、
一礼をしましょう。それで十分です。
しかし、御本尊がいつも開帳している
わけではありません。
お寺の本堂の外で、御本尊様のほうを
向いて一礼するだけで大丈夫です。
合祀墓などがある寺院もあります。
そちらもお参りしましょう。
もし、ご住職に法事などの相談したい内容が
ある場合は、手土産を持参しましょう。
お墓参りだけだったら、お寺に手土産を
持参する必要はありません。
Contents
お寺にお墓参りする時の手土産とは
お墓参り時、お寺に手土産は必要ありません。
ご住職に法事などの相談したいことが
ある場合は手土産を持参します。
だたし、この時期はたくさんの檀家さんが、
住職を訪問します。
みんな手土産を持参するでしょう。
ですから、日持ちのするお菓子を持参しましょう。
お寺なので、「和菓子」と思うかも
しれませんが、檀家さんみんなが和菓子を
持参したら、ご住職も飽きてしまいます。
洋菓子もいいでしょう。個包装されている
ものがいいですね。
ご住職の奥様の好むものが分かれば、
それが一番いいかもしれません。
うっかり手土産を忘れてしまったときには、
3,000円程度のか菓子代を包む
ということでも大丈夫です。
白の封筒に「御布施」と表書きを
すればいいのです。
お寺にお墓参りをするときはこの服装で行け!
お墓参り時の服装に決まりはありません。
普段着でいいのです。
しかし、お寺は神聖な場所です。
外出するのに恥ずかしい服装は
避けましょう。
外出するのに恥ずかしい服装とは、
コスプレのような恰好だったり、
ボロボロの服装は、お墓参り時に
ふさわしい服装とは言えないでしょう。
派手な色や動物などのプリント柄も
神聖な場所であるお寺やお墓の前では
避けたほうがいいですね。
それから、露出の多い服装は派手なだけでなく、
お墓は緑豊かな場所にあることが多く、
虫に刺される心配があります。
お墓参り時にふさわしくありません。
入学式や成人式、入社式、結婚式など、
人生の節目にお墓参りに行くこともあります。
入学式なら式で着用する洋服や制服で
行きましょう。
大学入学や入社式ならスーツで、
成人式は振袖でといったように…
成人式の振袖姿なら、派手な服装でも
故人は喜んでくれることでしょう。
結婚の報告ならば、両家に挨拶に行った
恰好で、出産の報告ならば、赤ちゃんを
連れて行きましょう。
まとめ
筆者は、両親など身近で大切な人はみんな
健在です。
しかし、筆者の夫は筆者と結婚してすぐに
身近な人を亡くしています。
ですから、お墓参りに対する思いは
違うのだろうと思います。
もちろん、筆者も子どもの頃からお墓参りは
行っていましたが、あまり深く考えたことが
ありません。
筆者はお墓参りの意味が、
分かっているようで、
分かっていないのでしょうね。
お寺への感謝、檀家やお布施の意味、
節目の日のお墓参りなど、今まで以上に
できるだけ夫に寄り添ってあげられたら
いいなと思います。
普段のお墓参り時では、
お寺に手土産を持参する必要ありません。
だたし、ご住職に相談事や法事などの
打ち合わせがある場合は、手土産を
持参する必要があります。
普段は御本尊様に一礼すれば大丈夫です。
「お墓を守ってくださってありがとうございます」
という感謝の気持ちは、常に持って
いたいですね。