
お彼岸はお墓参りや
お仏壇に故人の好物をお供えする
日本古来の風習です。
暑さ寒さも彼岸までといわれるように、
季節の変わり目でもあります。
お彼岸は、おはぎを
お供えする地域が多いですね。
春は「ぼたもち」と言いますが、
同じものです。
今回は和菓子で有名な「とらや」の
おはぎのお話をします。
とらやのおはぎは「おはぎ」というより、
「高級和菓子」です。
これぞ和菓子屋のおはぎ!という感じです。
賞味期限は当日です。
これは、必ず守らなければいけません。
翌朝に残したら、もう餅米がかたくなっています。
せっかくの美味しいおはぎが台無しです。
とらやのおはぎは、
春分・秋分の前後3日間を含む7日間しか
販売されません。
一年で、たったの14日しか
販売されないのですね。
Contents
マツコの知らない世界でもとらやのおはぎが紹介されていた!
とらやのおはぎは、
2018年1月9日(火)20時57分からの
「謹賀新年 初回放送2時間スペシャル」で
「御三家和菓子の世界」として紹介されました。
マツコさんは、
「お彼岸にしかでない
とらやのおはぎを通年にしてほしい」
と、絶賛されていました。
とらやは室町時代後期の京都で創業しており、
5世紀にわたり和菓子屋を営んできました。
明治2年(1869年)には、
東京遷都にともない
天皇にお供して京都からそのままに
東京に進出、現在に至っているとか。
とらやは歴史あるお店なのですね。
現在では、大手百貨店なら
ほとんど出店している有名な和菓子店で、
最近ではモダンなカフェも展開しており、
その人気は若者にまで広がっています。
お彼岸の時期に販売されるおはぎは、
丸い形をしていて、小ぶりで2口サイズです。
洗礼された高級なおはぎとして
高い人気を誇ります。
白餡、黒糖餡、小倉餡の種類があり
お値段は、1つ281円ほどとなっています。
ちょっとしたケーキを買う感覚ですね。
お値段は高いけど、
せっかく東京にきたんだし・・・と、
買ってしまいます。
立派な化粧箱に入っていて、
黒文字の楊枝も入れてくれます。
さすが高級和菓子です。
小倉餡は、北海道産の
小豆を使ったつぶ餡です。
黒糖餡は、独特の風味の黒糖餡で、
沖縄産の黒糖は、優しいまろみが特徴です。
どれも美味しく、順位はつけられません。
白餡は京都以外で販売されており、
御膳餡入は京都のみの販売になっています。
とらやのおはぎの世間の口コミはどんな感じ?
マツコもテレビで紹介した
和菓子店とらやのおはぎ。
人気のおはぎだけあって美味しい!
という口コミがあります。
「春と秋のお彼岸の
7日間しか販売していません。
とらやさんの餡は大好きです」
「上品な甘さです。
満足のひとことです」
「お彼岸の期間限定、
とらやのおはぎを
並んで買いました。
本当においしかったです」
など。
こんなに口コミでみんなが
騒いでいるのだから、
一度はとらやのおはぎを
食べてみたいですよね。
まとめ
つややかなあんこに包まれた、
やわらかいおはぎが特徴の
とらやのおはぎ。
母が手作りしていたおはぎともまったく違い、
おはぎではなく、和菓子ですね。
一年で14日しか販売されないとなると
無性に買ってみたくなりませんか?
行事にちなんだ
和菓子を食べられるのって楽しいです。