
ボウフラ駆除の簡単テクニックについて
お伝えします。
ボウフラは水中に生息する蚊の幼虫です。
庭の鉢植えの水受け皿や池といった水中に
蚊が産卵して数日でボウフラになります。
およそ二週間ほどで蚊になってしまうので
ボウフラを発見したら早く駆除すべきです。
主な方法は以下の三つになっています。
- 家庭用品でボウフラを駆除する
- ボウフラ用の殺虫剤を散布する
- 水場を減らし清潔にしておく
どれも簡単にできるボウフラ対策なので
ボウフラに困ったら試してみてください。
簡単に駆除することができオススメです。
家の中でたくさんの蚊が発生している場合は
窓の閉め忘れと水回りをチェックしてみて。
また、蚊の種類で好む水場は異なります。
家の中の小さな水場を好む蚊もいるので
空き缶やペットボトルのちょっとした水でも
ボウフラが発生することがあります。
ひとまず家庭用品で簡単に駆除しましょう。
Contents
ボウフラを駆除することができる家庭用品は?
どこの家庭の台所にもある家庭用品なので
手軽に駆除対策をほどこすことができます。
下記の家庭用品は個別に効果が違います。
その特徴を生かした場所で行ってください。
水面にたらす系のボウフラ駆除対策
- 食器用洗剤
- 食用油
ボウフラは水面に浮き上がり呼吸をするので
食器用洗剤や食用油を水面に垂らすことで
呼吸することができずに死んでしまいます。
水面すべてに油膜を広げておく必要があり
とても大きな水たまりや池、流れの強い側溝
といった場所にはあまり適していません。
また、油は使用した場所が汚れてしまうので
長く利用するには向いていない対策です。
家庭用品の薬剤でボウフラ駆除対策
- 塩素系漂白剤(ハイターなど)
ハイターといった塩素系漂白剤を使う駆除。
16時間ほどでボウフラは死滅するというので
できるだけ確実に駆除したいならオススメ。
安心安全にボウフラを駆除できる方法
- 熱湯
- 10円玉や銅板
水たまりに熱湯を注いで駆除する方法は
薬剤や洗剤、油を使わず自然に優しく安全に
ボウフラを駆除することができます。
しかし、熱湯が水に戻ると意味はなくなり
熱湯をかけたボウフラだけ駆除できますが
後から効果が薄れて持続性はありません。
10円玉や銅板は環境に良く、持続性もあり
銅の成分がボウフラの成長を妨げるので
蚊になることができずに死滅します。
10円玉の場合は水溜りの広さに合わせて
より多くの数を使用する必要があるので、
広くなるほどたくさんの10円玉が必要です。
ボウフラ駆除に効果てきめん!塩を使ったボウフラ駆除術
さまざま家庭用品での駆除を紹介しましたが
特に簡単にできる方法は塩を使うもの!
塩分濃度が高いと生息することができない
ボウフラの種類が存在しますので、
そのような種類には効果が期待できます。
家の中の水回りは塩を使用して駆除が可能。
しかし、土壌に使用するのであれば植物に
悪影響を与えてしまうので注意しましょう。
水溜りが原因!ボウフラ駆除のあとの予防法
簡単に駆除できるのは良いことですが
もともとの原因である水場を減らさなければ
ボウフラの発生を食い止められません。
水溜りを減らすように心がけましょう。
もし減らすことができないのであれば
水を清潔に保つことも予防方法になります。
なぜなら、ボウフラは汚水を好むからです。
まめに水換えをして水を清潔に保ちましょう。
他に水溜りに網をかけて蚊の飛来を防いだり
水流を起こして水面を乱すようにしたりして
ボウフラの発生を減らすことが可能です。
網の場合は網戸のような網目の細かいものを
選んだほうが効果が期待できるでしょう。
また、魚を水溜りにはなす方法もあります。
発生場所が庭の池なら景観にも良いです。
鉢植えであればヒメメダカや金魚が最適。
ボウフラを一口で食べれるサイズの魚は
駆除をしながらボウフラ予防にもなります。
まとめ
ボウフラは成長すると蚊になってしまうので
放置すれば確実に吸血されてしまいます。
虫刺されの嫌な痒みに悩まされたことは
誰しも夏頃に何度も経験しているでしょう。
家の中なら、室内に蚊を侵入させないことも
ひとつのボウフラ対策になります。
25度以上の温度が続く時期になってくると
蚊は吸血して産卵するようになります。
そのため、6月以降~9月程度までは
ボウフラの発生に注意してください。
近年は温暖化で気温が上がっているために
ボウフラの発生が早まっているそうです。
ボウフラ対策はどのような駆除方法でも
水溜りの管理を豆に行うことができなければ
発生を防ぐことはなかなか難しいでしょう。
細やかな管理を心がけてみてください。
最終手段にボウフラ駆除の錠剤もあります。
インターネットで簡単に入手することができ
ホームセンターでも販売しています。
主にボンフラン錠剤、デミリン発泡錠や
スミラブ発泡錠剤といったものがあります。
あなたの目的にあった駆除方法を選択して
適切にボウフラ予防を行っていきましょう。