
雨の下に自転車をさらしていて
サビだらけになってしまったご経験は
ありますか?
筆者はお気に入りの自転車を
梅雨の時期に出しっぱなしにして
サビだらけにしてしまったことがあります。
使いものにならないくらい
ボロボロになってしまったので
泣く泣く手放しました…
自転車の鉄部分がサビる理由は
酸化という化学反応が関係しています。
鉄は雨のような水分と触れると
イオン化した表面が溶け出します。
イオン化した鉄分子と酸素が結びつくことで
酸化反応を引き起こし、鉄の部分がサビます。
一度サビついてしまうと中々落とせないのが
自転車サビの憎いところ。
どうせ買ったなら大切に使いたいですよね!
本記事では、お手上げ状態の
自転車サビの取り方と
予防の仕方についてご紹介します。
Contents
自転車のサビとおさらば!最強のサビ取りアイテム
自転車のサビの取り方があれば、
知りたいですよね。
- サビをペりぺり剝いている
- タオルでゴシゴシこすっている
そこのあなた必見です!
家にあるアイテムでできちゃう
驚くほどキレイなサビの取り方を
ご紹介していきますね。
※思わぬトラブルを防ぐために、
マスク・軍手・雑巾を準備して
おくことを忘れずに。
お酢
鉄のサビは酸化することで
引き起こされることを説明しました。
お酢などの酸性物質は
還元作用があるとされているので、
サビを取り除くのに最適な存在なのです。
お酢をスプレータイプのボトルに入れて、
サビている部分に振りかけます。
そして上からキッチンペーパーなどで
パックして10分ほど放置します。
そして優しくふき取ると、
サビがキッチンペーパーに浮き上がって
キレイになります。
堅く絞った雑巾でお酢が着いた部分を拭き、
最後に乾いたぞうきんで
仕上げ拭きをしたら完了♪
重曹
お掃除便利アイテムとして超万能な重曹。
自転車のしぶといサビにも
重曹が活躍してくれるのです!
重曹は他の研磨剤よりも粒子が細かいので、
傷がつきにくいとされています。
サビの取り方は、重曹を水で溶き
(重曹:水=4:1の割合)ペースト状にします。
水で溶いた重曹をサビに塗り付けて、
1時間ほど放置します。
歯ブラシやスポンジでこすり、
水で洗い流したら完了です。
歯磨き粉
歯磨き粉には歯の汚れを落とす
研磨剤が入っています。
サビている部分に歯磨き粉を付けて、
古歯ブラシで歯を磨くみたいに
ゴシゴシとこすりましょう。
研磨剤がサビを削り落とす
いい仕事をしてくれます。
最後は水で洗い流し、
雑巾で水分を取ったら完了です。
レモンと塩
塩が研磨剤の役割、
レモンが還元を促す役割を担います。
気になる箇所に塩を振りまき、
その上からレモン汁をかけます。
数時間置いた後、歯磨き粉を使う場合と
同じ要領でゴシゴシこすります。
しっかりふき取ったら完了です。
もっとキレイにサビを取りたいあなた。
専用のサビ取り液は通販でも
購入することができます。
事前に予防!自転車をサビから守る方法とは?
自転車がサビる前に予防しておきたい!
そんなあなたのために、
サビを予防する方法を3つご紹介します。
水に濡れないように工夫する
冒頭で鉄などの金属は
水に触れると酸化してしまうことを
説明しました。
金属が水に弱いのであれば、
触れさせなければよいのです。
具体的に、
- 室内で保管する
- 自転車カバーをする
の方法があります。
当たり前のことのようですが、
実行している人はなかなかいません。
梅雨の時期や雨予報の前日に
予防として対策しておくとよいでしょう。
オイルを塗る
水は油に溶けません。
予め塗布しておけば、
油でコーティングされた自転車は
雨によって酸化するのを予防できます。
自転車専門店では、お持ちの
自転車の種類に合わせた
オイルを販売してくれます。
もちろんオイルを塗るということは、
手間がかかります。
しかし、サビた部分を取り除く作業や
自転車を買い替える手間と費用よりも
日々の積み重ねが重要です。
あなた愛用の自転車をこれからも、
そして長く使うために、
メンテナンスをしてみてくださいね。
サビにくい自転車を購入する
もし新しい自転車購入を
検討されている方がいたら、
サビにくさもチェックしてみてください。
アルミニウムやステンレス製だと
比較的サビにくい素材とされています。
自転車を構成している素材と併せて
素材に合うお手入れの仕方も
是非チェックしてみてください。
また、折り畳み自転車をチョイスすれば
屋内で保管するのが容易になります。
用途は何か、重視したいポイントは何か、
あなたに合う自転車選びを
してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
久しぶりに自転車に乗りたいと思った時に
サビだらけだったら気分が萎えてしまいますよね。
今回は
- 自転車のサビの取り方
- サビの予防の仕方
をご紹介しました。
普段からサビ対策をしておき、
定期的にメンテナンスをして
長く乗り回しましょう♪
是非この記事を参考にしてみてくださいね。