
「カーネーションの根元に
カビが生えてる!」
妹から亡くなった母へと
母の日にカーネーションの鉢植えが
届きました。
仏壇の前に置いていたのですが
根元にカビが生えて、
ミルミルうちに枯れてしまい。。
それから、庭に植えてみました。
それで、一度は花を咲かせたんですが
その後やっぱり枯れてしまいました。
せっかく妹が贈ってくれた
カーネーション。
もったいなかったなと思います。
今回の記事では、カーネーションの
根元のカビの原因や対処法を
解説します。
Contents
育て方が難しいカーネーション
カーネーションは、育て方が 難しい、
繊細な植物です。
日当たりが悪いと枯れます。
そして、高温多湿に弱いので
直射日光に長時間当てるのも厳禁。
日当たりの悪いところも、
鉢植えに水がたまって、根腐れの
原因になるので、注意が必要です。
鉢植えを置く場所は、半日陰がベスト。
涼しい場所に置きましょう。
カーネーションの根元にカビができる原因
カーネーションの根元にカビが
できる原因をお伝えします。
水のやりすぎ
カーネーションは水をあげすぎると
鉢植えに水がたまって、カビが
生えていきます。
受け皿はいつも水を切った状態に
しておくことが大切です。
肥料のやりすぎ
肥料を適度にあげることはいいですが
過度にあげてしまうと、肥料焼けを
起こします。
カーネーションの根元にカビが
生える原因の1つです。
肥料は、液体肥料を週に1回
与えましょう。
カーネーションは、肥料も
好きなんですよね。
花をたくさん咲かせる6月や9月は
肥料が足りなくなるので、
液体肥料を与えましょう。
風通しが悪い
カーネーションの鉢植えの置き場が
風通しが悪い場合があります。
鉢の中で乾きにくくなっているので
風通しの良い場所に置きましょう。
日照不足
日照りが弱く、いつも鉢の中が
水がある状態だと、根元に
カビが生える場合が多いです。
カーネーションの鉢植えを
日の当たる窓辺などに置きましょう。
直射日光や西日の当たる場所に
長時間は置かないでください。
カーネーションの根元のカビ対処法
カーネーションに水や肥料を
あげすぎていないか、風通しが
悪くないか、日照不足でないかなど
確認しましょう。
そして、土を市販の培養土に
替えましょう。
この時、一度鉢から引き上げて
バケツに水を張って、根を洗い
傷んだ根を取り除くと、
カーネーションは元気に
育ちます。
虫がついている場合ですが、
小さい虫は、牛乳を噴霧すると
いいです。
虫の身体に膜が張って窒息死します。
水をやる時は、まず土に指を
差して湿っていなかったら
受け皿に水が出るまで
たっぷりやります。
水をやる時は一気にやりましょう。
一気に水をやるのは、水が下に
流れる時、空気も一緒に
取り入れるためです。
また、風通しが悪く、根元がカビていて、
根腐れを起こしているようなら、
下から5〜10センチくらい
残して切り戻しをすればいいですよ。
切り戻しとは、花が咲き終わった
茎を切り取ることです。
切り戻しをすると、新しい茎が育ち、
他の茎の花つきがよくなります。
茎が密集している部分は、
茎は芽を残さずに、根元から
切ってください。
そして、日当たりの良いところに
置いてあげると新しい芽が出てきます。
ハサミは、使用前に、熱湯か
園芸用の消毒液で殺菌しましょう。
おわりに
カーネーションの根元に
カビが 生えると、
本当に悲しいですよね。
私も一度失敗したから、
よくわかります。
でも今度は失敗しません。
カーネーションについて
勉強しましたからね。
カーネーションはとても
繊細な植物ですが、うまく育てると
多年草なので何年も咲き続けます。
綺麗なカーネーションの花が
咲くといいですね。