
4月下旬から5月のゴールデンウィークに
なると、潮干狩り場が家族連れや
カップルなどでにぎわいますね。
自分で採ったあさりは新鮮なうちに
おいしくいただきたいですよね。
貝が弱ったり食中毒となる菌も
繁殖するので、注意せねばなりません。
潮干狩りをしたら、どうやって貝を
持って帰るのがベストな方法なのか
家までの経路や手段などで変わってきます。
今回の記事では、潮干狩りであさりを
持ち帰る際に気をつけるポイントと
砂抜きの簡単な方法をお伝えします。
Contents
潮干狩りであさりを持ち帰る際に気をつけるポイント
あさりを持ち帰るために準備
するものをお伝えします。
- クーラーボックス
- 空のペットボトル2Lを2〜3本
- 保冷剤
- 新聞紙1〜2枚
あさりの洗い方
次に、あさりの洗い方をお伝えします。
潮干狩り場はあさりが汚れている
場合が多いです。
クーラーボックスに入れる前に
真水で綺麗に汚れを落としましょう。
あさりをつかんで、両手でゴシゴシ
真水で洗うとぬめりがとれますよ。
貝の表面に、食中毒の原因となる菌が
ついているので、しっかり洗いましょう。
持ち帰り方は経路や手段などで違う
あさりは、静かで暗いところが好きです。
高速道路を走る場合は、揺れが少ないので
帰宅している時にあさりを砂吐きさせる
ことができます。
一般道や電車の場合は、揺れが激しいので
あさりが他のあさりとぶつかって
弱ってしまうこともあります。
こういう場合、あさりは砂吐きしません。
あさりを持って帰るには
2つの方法があります。
- あさりが揺れる場合に持って帰る手順
- あさりが揺れない場合の持って帰る手順
貝が揺れる場合に持って帰る手順
次に貝が揺れる場合に持って帰る
手順をお伝えします。
- 砂抜き用の海水を空のペットボトルに入れて持ち帰る。
- あさりを水道水(真水)で丁寧に洗い、水を切ってクーラーボックスに入れる。貝が開いたり、割れたりしたものがあると、他の貝が弱るので注意が必要です。
- あさりの上に海水で濡らした新聞紙を敷いてから保冷剤を乗せる。
- クーラーボックスを閉めて持ち帰る。
クーラーボックス内の温度は、
15度以下にしましょう。
0度以下はあさりが弱るので、あさりに
氷を接触させないようにして
持ち帰りましょう。
貝が揺れない場合の持って帰る手順
次に、貝が揺れない場合の持って帰る
手順をお伝えします。
- 砂抜き用の海水をペットボトルに入れて持ち帰る。
- 海水をクーラーボックスに入れる。クーラーボックスの底に割り箸を置きます。その上にザルを置いて、その上に あさりを入れれば、あさりが吐いた砂をまた吸うことがなくなります。
- あさりを綺麗に水で洗う。
- クーラーボックスに保冷剤を入れる。保冷剤であさりを冷やさないようにしてください。
あさりの砂抜きの簡単な方法
海水をペットボトルに入れて持って
帰ってきた人は、それで砂抜きを
しましょう。
海水を持って帰ってきていない人は、
水道水と食塩でもできます。
500mlのペットボトルでキャップ2杯の
塩を入れれば塩水ができあがります。
- ボールの中に海水を入れて、ザルにあさりを入れて、海水につけます。ボールに直接あさりを入れるとあさりが吐き出した砂を、またあさりが吸うことになってしまいます。なので、ボールで高さをつけるといいですよ。
- 暗く静かな場所におきましょう。
- あさりが水を飛ばすことがあるので、新聞紙などを乗せてフタをしましょう。
部屋の温度は15度以上くらいがいいです。
一晩置いておけば、次の日には
食べられます。
おわりに
潮干狩りは、4月下旬から5月の
ゴールデンウィークにかけて、
家族連れやカップルなどでにぎわいます。
暖かい季節なので、あさりも持ち帰り方を
間違えると弱ってしまいます。
だから、正しい持ち帰り方をして
おいしくあさりをいただきましょう。