
バーベキュー初心者の場合、考えれば
考えるほどいろいろなことが
心配になってきますよね。
「炭はどのくらい買えばいいんだろう?」
「そもそも炭ってホームセンターの炭でいいの?」
「バーベキューコンロにどんな風に
炭を配置すればいいんだろう?」
初めてのバーベキューだと
心配でたまらないと思います。
その心配を解消できる記事を書きました。
あなたの参考になればと思います。
Contents
バーベキューで使う炭の量
バーベキューで使う炭の量ですが、
大人 一人あたり1kg、コンロ一台あたり一時間で
1kgが目安です。
コンロを2台以上使う場合は、時間を
基準に考えるといいです。
- 家族4人でバーベキューをする場合…3〜4kg
- 10人以上でコンロ2台以上お使って5時間バーベキューする場合…10kg
こんな感じです。
初心者の場合は、火起こしが大変なので
炭を多めに準備をしておけばいいですよ。
具体的には、上記の基準料の1.5倍
くらい準備するといいです。
日本の木炭の種類
日本の木炭にいは、白炭と黒炭とが
あります。
- 白炭…着火すれば火持ちはいいが、火着きが悪く初心者には難しい上、値段も高い。
- 黒炭…ホームセンターなどで売られているもので燃焼時間が短い上、初心者にも扱いやすい。炭の量は前述したとおりの量でいい。
バーベキューの火力調整方法
バーベキューの火力は、炭の量によって
調整します。
炭は白くなってからが使い頃です。
燃えている炭は、遠赤外線と近赤外線の
2つが放射されています。
この2つの赤外線によって、大きな食材でも
内部まで熱が浸透し、加熱することが
できます。
火力のコントロール
火力のコントロールを見てみましょう。
強火ゾーン
強火ゾーンは炭を重ねます。
中火ゾーン
中火ゾーンは、炭をフラットにします。
この中火ゾーンがメインの
クッキングゾーンです。
弱火ゾーン
弱火ゾーンは、炭をおかない部分です。
料理を間接的に焼くゾーンでアルミ皿や
アルミホイルを敷いて
落ちる油をキャッチします。
後片付けも楽チンですしね。
炭のレイアウト
コンロに炭をおくレイアウトによって
呼び名が変わります。
ツーゾーン・ファイヤー
出典:日本バーベキュー連盟
ツーゾーン・ファイヤーは片方には炭を
おかず弱火ゾーンを設けるスタイルです。
これは一般的なバーベキューに適した
レイアウトです。
焼き肉、焼きそば、野菜など
スリーゾーン・ファイヤー
出典:日本バーベキュー連盟
スリーゾーン・ファイヤーは肉厚の
お肉を焼く場合に適しています。
ステーキ、骨付き鶏もも肉など
スプリット・スリーゾーン・ファイヤー
スプリット・スリーゾーン・ファイヤーは
大きめの食材を調理する際のレイアウト
スタイルです。
両端に炭を配置し、食材は中央の
弱火部分におきます。
ローストビーフ、スペアリブなど
ハンドテスト
肉を焼く場合に、その肉の種類やサイズに
よって炭火をコントロールしなければ
なりません。
炭火の温度は、時間とともに下がって
くるので、炭火の温度を把握することも
重要です。
バーベキューでは、ハンドテストを
行えばいいです。
グリルの網から15センチのところに
手をかざして、耐えられる時間で
温度を確認する方法です。
- 強火ゾーン…3秒 230度〜280度
- 中火ゾーン…6秒 180度〜230度
- 弱火ゾーン…10秒 120度〜180度
おわりに
バーベキューの炭の量って
決まっているのです。
初心者の場合、ドンドン炭を入れて
食材を焦がしてしまったなんてことが
あるので注意が必要です。
食材に合わせた炭のレイアウトをして
うまく肉や野菜などの食材が焼けると
いいですね。
ぶっつけ本番だと難しいと思うので
自宅の庭や河原などで練習するといいですよ。
その際、難しい火起こしも練習して
くださいね。
では、バーベキューがうまくいきますように。