
旧正月の期間はいつなのでしょうか?
中国の他の国や地域にも旧正月は
あるのでしょうか?
旧正月には、どんな過ごし方を
しているのでしょうか?
徹底的に解説します。
Contents
2020年の旧正月(春節)の期間はいつ?
2020年の旧正月(春節)は、
1月25日(土)
です。
旧正月の期間は、
1月24日〜30日
です。
旧正月とは、太陰暦(旧暦)の正月のことで
春節とも言います。
日本もかつては、太陰暦に基づいていて
年越しのことは旧正月のことでした。
しかし、明治維新後に政府が太陰暦から
太陽暦に変えてからは、今の正月に
なりました。
太陰暦(旧暦、中国暦)…月の満ち引きに基づく暦。旧正月は毎年日付が変わる。
旧正月(春節)を祝うのはどんな国や地域?
旧正月(春節)を祝う国は、中国の他にも
台湾、韓国、北朝鮮、マレーシア、
シンガポール、ベトナム、インドネシア、
モンゴル、ブルネイなどがあります。
これらの国々では、国の休日として
旧正月(春節)を祝っています。
旧正月(春節)の過ごし方は?
では、中国の旧正月(春節)の過ごし方は
どんな過ごし方をしているのでしょう?
帰省する
中国人は、家族や親戚との時間を大事に
するのが伝統としてあります。
都会で働いている人や、都会の大学に
通っている大学生なども、春節には
故郷に帰って家族や親戚と過ごす人が
多いのです。
なので、旧正月(春節)には、陸も空も
大混雑します。
中国の人口は、日本とは比べ物に
ならないほど多いので、日本人の
想像の域を超える混雑ぶりです。
この時期は、まとまった休みがとれる
人が多いため、海外旅行をする人も増え、
最近では日本に旅行する人も増えました。
それは、あなたもご存知でしょう。
中国版紅白歌合戦を見る
中国の旧正月には、中国版紅白歌合戦、
「春節聯歓晩会(しゅんせつれんかんばんかい)」
があります。
時間は、夕方から夜中までです。
日本の紅白と違って規模が大きいところが
特徴でしょうか。
歌あり、コントありでいろいろな
パフォーマンスがあり、本当に
おもしろいです。
YouTubeでも見ることができるので、
興味のある方は見てくださいね。
この中国版紅白歌合戦、新年にかけても
再放送が何度もされていて、年が明けても
ずっと流れているんですよね。
それを見続けるのが中国人の春節の
過ごし方のようです。
親戚回りをする
新年を迎えたら、親戚に挨拶回りをします。
そして、ギフト(プレゼント)を持って
いきます。
お菓子や、健康食品、飲み物、フルーツ
などを手土産に持っていきます。
こちらに、中国の旧正月のプレゼントに
ついて書きましたので、ご覧ください。
爆竹や花火をする
中国では、邪気を払う意味で、爆竹や
花火をします。
最近では、爆竹や花火は、火災や騒音、
大気汚染などのため、規制がある
ところもあり静かになってきています。
旧正月に日本で爆買いしていた中国人
以前、中国人がたくさん日本に来て、
多くの商品を買っていく姿が見られました。
あの頃は、よくニュースなどで取り上げ
られましたよね。
商品の数も使用する金額も、日本とは
桁違いでした。
その爆買している中国人を私もよく
みかけました。
中国人が買う商品がべらぼうに多く、
日本の経済効果も爆発的に上がるので
爆買いと呼ばれたのです。
日本は先進国。中国に比べて、
製品の質がいいのです。
だから、中国人は日本に来て爆買いを
していたワケです。
しかし、そんな爆買いしていた中国人を
最近はみかけなくなりました。
それは、中国が日本の商品に対して
関税を引き上げたからです。
ただ、インターネットでは、現在でも
日本の商品は売れています。
おわりに
2020年の旧正月(春節)は、1月25日です。
日本のお正月とは違います。
旧正月の期間は、1月24日〜30日と
予想されます。
中国人は、伝統的に家族や親戚を
大事にする傾向にあるので、旧正月は
帰省する人が多いです。
そして、中国版紅白歌合戦
「春節聯歓晩会(しゅんせつれんかんばんかい)」
があり、旧正月には何度も再放送がありずっと
見ているのが中国人の習慣です。
また、親戚回りをして、ギフト
(プレゼント)を持っていきます。
爆竹や花火も鳴らしますが、最近は規制で
だいぶ静かになりました。
中国の春節(旧正月)の過ごし方が
おわかりになったでしょうか?
中国版紅白歌合戦が知りたい方は
YouTubeをご覧になってくださいね。